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緊急避妊が必要な方はアフターピルのノルレボがオススメ

心配している女性

経口避妊薬と呼ばれるものには低用量ピルとアフターピルの2つがあります。前者は単なる経口避妊薬と呼ばれるもので後者は緊急避妊薬とも呼ばれます。違いは使用するタイミングで低用量ピルでは28日サイクルで毎日服用することで効果を発揮するのに対して、アフターピルでは性行為を行ったあとに服用することで妊娠を回避することができるというものです。このような事から何らかのアクシデントにより妊娠する可能性のある性行為が行われ、女性が妊娠を望まない時には選択肢としてアフターピル、つまり緊急避妊薬の使用が試されます。

アフターピルといっても、必ず効果を発揮するものではありません。アフターピルにもいくつかの種類がありますが、どれにでも共通していることは72時間以内に使用することです。72時間以内であれば高い確率で妊娠を回避することができ、特に24時間以内であれば確率は90%を超えます。このため、そのようなアクシデントに備えて持っている人もいるものです。一方で、時間が経過すればそれだけ確率は低くなりますが、それでも72時間以内であれば回避できる可能性がありますし、現在の主流となっている緊急避妊薬のノルレボであれば120時間以内でも半分程度の回避率があります。国内の病院で処方してもらう場合には相応の費用が掛かりますが、妊娠が発生してしまうと、それを内科的な方法で中断させることは難しく、そのために外科的な処置を行うことになり、より高額な費用を必要とし、さらに母体に与える影響もあるため好ましい方法とはいえません。このため妊娠を望まないのであれば、まずはアフターピルを試してみて成功すれば身体に与える影響を最小限にすることができます。

このような緊急避妊薬が使われるアクシデントとしては、コンドームによる避妊を行っていたさいにコンドームが破れてしまった場合や、相手が合意なく避妊を行わない性行為を行った場合、それにレイプによる一方的な性行為などの原因があります。どのような理由であれば発生してしまったことは取り返しのつかないことですが、女性にとっては負担の大きい望まない妊娠を回避するというためにも、早めの対策が必要です。特にレイプによる妊娠は生涯にわたって悪影響を及ぼします。

アフターピルとして広く使われているようになっているのはノルレボです。ノルレボは2011年頃から使用が開始されたもので、それまでのヤッペ法と呼ばれる緊急避妊の方法と比べて負担が小さいものになります。それまでのヤッペ法は高用量の女性ホルモンを2回にわたって服用するというものですが、急激なホルモンバランスの変化から副作用の吐き気などから戻してしまうなどして十分な効果を得にくいものです。現在でもヤッペ法は用いられており、国内のクリニックでも3千円程度で使用することが出来ます。一方でノルレボは費用こそ1万円以上するものですが、1回の服用でよくそれまでの高用量女性ホルモンを用いたヤッペ法と比べて副作用が少ないメリットがあるものです。

アフターピルの使用ははやければ早いほどその効果を発揮するものですから、可能であれば常備しておきたい薬のひとつになります。しかし、国内の病院ではあくまでも緊急に避妊をすることを目的にしていますから、事前に処方してもらうということはあまり現実的ではありません。そのほか病院に行くことが精神的な負担になることもありますし夜間診療を行っていないクリニックも多いですから、翌日になると気が変わることもあります。このため事前にアフターピルを用意しておきたい場合には、海外で売られているものを個人輸入する方法を選ぶことになります。

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