• ホーム
  • 更年期障害の治療薬にはクリマラが効く!

更年期障害の治療薬にはクリマラが効く!

笑顔の女性

経口避妊薬は基本的には女性ホルモンをコントロールすることで、避妊のほかにも月経困難症や子宮内膜症の治療に使われ、また女性らしい身体を作ることで肌のコンディションを整えることにも効果があります。一方で、女性の問題として更年期障害があり、これにもホルモンが影響しているものです。

更年期障害は女性に見られる症状ですが、男性でも起こることがある病気になります。人間には思春期、性成熟期、更年期、高齢期がありますが、性成熟期が子供を作ることができる期間です。この間は女性の場合には月経が起こり、これによって子供を産めるように身体がサイクル的に変化しています。しかし、これは一生続くものではなく年齢が高くなると月経が終わる閉経を迎えることになるものです。この閉経を迎える前後のタイミングが、更年期とされます。更年期障害はこの時期に起こる女性ホルモンの分泌量の変化によって引き起こされるものですが、個人差が大きく症状の出ない人もいれば、極めて重大な症状が出て日常生活に支障をきたしたり、うつ病を発症させることもあります。この理由としては女性ホルモンの多くが女性器である卵巣から分泌されていることです。女性の妊娠できる状態にするためには、卵巣から卵胞ホルモンが分泌され、さらに卵胞ホルモンが一定量に達すると卵巣の一部が黄体に変化し黄体ホルモンを分泌します。これらは時間が経過すると量が少なくなり、一定量まで減れば再びホルモンを分泌するように刺激ホルモンが放出され、これがだいたい28日間のサイクルで繰り返しているものです。しかし、閉経してしまうと卵巣が働かなくなりますし、それに至る以前から働きが鈍くなり、女性ホルモンが不足していきます。このようなホルモンバランスの変化が起こるのが更年期であり、その変化によって引き起こされるさまざまな問題が更年期障害です。なお、男性の場合には生涯を通じて男性器から男性ホルモンが分泌されるもので、それほど大きな問題は起こりませんが、それでも更年期というものは存在しており、男性も女性同様にホルモンバランスが乱れることでさまざまな問題を発症させます。

更年期障害そのものは、人によって異なるもので症状もさまざまです。症状としては知られるのはPMS(月経前症候群)などと似ており、頭痛やイライラといったものや、のぼせやほてり、発汗などのほか消化器系の障害などがあります。また年齢のせいと思われる肩こりや腰痛なども更年期障害の可能性があるものです。以前はそれほど注目された病気ではありませんでしたが、現在では生活環境によって症状が出る人が多く有効な治療薬が開発されたことから治療できる病気となっています。

更年期障害の治療ではホルモン補充療法で、経口避妊薬などに使われるものと同じで女性ホルモンを人為的に取り込みコントロールして安定させる方法がよく用いられるものです。ホルモン補充療法以外にもストレスを解消させるといったことでも有効で軽度であれば、漢方薬やハーブなどが処方されることもあります。ホルモン補充療法でよく使われるのがクリマラです。

クリマラは経口避妊薬ではなく更年期障害に特化したものになります。含まれる成分はエストラジオールで、これは卵胞ホルモンとして作用するものです。またホルモン補充では錠剤による経口摂取や注射によって行われますが、クリマラは貼るタイプであることに大きな違いがあります。いわゆる経皮吸収パッチと呼ばれるもので、下腹部や背中に貼って使用するものです。効果としては更年期障害特有の不快症状のほかにも閉経後に起こる可能性のある骨粗鬆症の予防にも使われます。骨粗鬆症はもともと女性に起きやすい病気ですが、特に閉経にかけては起こりやすいものです。
クリマラは、経皮吸収パッチタイプの治療薬で特に錠剤と異なり飲み忘れがありません。使用は1枚のパッチで1週間の効果を発揮します。貼っている間はゆっくりと成分であるエストラジオールが体内に取り込まれていき発生と予防を行うことができます。

関連記事
ピルを飲むことのデメリットやリスクについて知っておこう 2020年06月05日

ピルは、正しく使用すれば、優れた避妊効果を得ることができますし、また生理が原因によるPMSの症状緩和、肌のコンディションを整えるといったメリットがあります。しかし、このようなメリットがある一方でホルモンバランスが変化することによるデメリットやリスクもあるものです。このためデメリットやリスクを正しく理...

ピルを飲み忘れたときの対処方法を知っておこう! 2020年04月26日

低用量ピルは、基本的な使い方として毎日同じ時間帯に服用するというものです。これを21日または28日連続して、行うことになります。しかし、毎日のことでしかも同じ時間帯という他の薬と比べても厳密に服用しなければなりません。このためアプリなどで管理をするといったことも行われますが、それでも何らかの理由によ...

緊急避妊が必要な方はアフターピルのノルレボがオススメ 2020年01月24日

経口避妊薬と呼ばれるものには低用量ピルとアフターピルの2つがあります。前者は単なる経口避妊薬と呼ばれるもので後者は緊急避妊薬とも呼ばれます。違いは使用するタイミングで低用量ピルでは28日サイクルで毎日服用することで効果を発揮するのに対して、アフターピルでは性行為を行ったあとに服用することで妊娠を回避...

自分のPMSのリズムを把握しよう!症状が出たら意識の切り替えを! 2020年03月29日

女性にとって生理が行われることは正常なことですが、一方で辛い症状が出ることで日常生活に支障が出る場合もあります。また仕事によっては経血に対しても対処しなければなりません。このようなことから、日頃から生理周期など自身のリズムを把握しておくことが大切です。生理周期を把握しておけば、生理時の不快症状を未然...

薬以外で生理痛を緩和する方法がある! 2020年02月29日

生理は女性にとっては避けては通れないものですが、生理時にはホルモンバランスが乱れることからさまざまな不快症状があらわれます。不快症状としては下腹部の鈍痛や頭痛といったものなどですが、実際は人によって異なり、また場合によってはまったく出ないこともあるものです。しかし、中には日常生活に支障を来すほどに重...